「待ち」の定義

〈はじめに〉

このブログは「サイファ」というTCGの「待ち」戦略の備忘録です。

私はサイファを始めて1年ちょっとくらいですが、諸事情(社会の闇)によりサイファを定期的に出来ない状況になりました。

そこでまだ記憶が鮮明なうちに、サイファにおいて自分が愛用していた「待ち」という戦略について言語化しておこうと思い、このブログ(備忘録)を始めました。

あくまで備忘録なのでお見苦しい部分もあるとは思いますが、何かの参考になれば幸いです。

 

〈「待ち」とは?〉

さて、まずは「待ち」について書かなくてはなりません。

自分は「待ち」をこう定義しています。

『自分の主人公、および味方が相手主人公を攻撃できる状況にあるにも関わらず、相手主人公を攻撃しないこと』

サイファは相手主人公を撃破してオーブを割り、オーブがない状態で撃破することで勝利となります。

つまり「相手主人公を撃破することで勝利に近付いていく」ゲームです。

そう考えると「待ち」は勝利から遠ざかっているように見えますね。

では、なぜ「待ち」をするのでしょうか?

 

〈オーブを割ることの意味〉

「相手主人公を撃破する」は「相手のオーブを割る」とほぼ同義です。

そして割れたオーブは手札になります。

つまり「相手主人公を撃破すると、相手の手札が増える」のです。

……当たり前ですね(笑)

ただ、このサイファというTCGでは手札を増やす効果にはそれなりのコストを要求されます。

例えば1Cには、2リバースで退避のキャラを1枚回収できるキャラが数多くいます。

2リバースで手札が1枚増えるように見えますが、実際は1Cキャラを手札から場に出している(手札が1枚減っている)ので、手札は増えていません。

純粋に手札を増やす効果には、それなりに重いコストが設定されています。

ですので、オーブを割られることでコストなしで手札が1枚増えることは、オーブを割られた側にとってはとてつもないハンドアドバンテージを得ていることになります。

 

〈オーブが割られることのメリット〉

オーブが割られることには、以下のようなメリットが考えられます。

①オーブからCC札を確保

②絆に置くカードの確保

③必殺札、回避札の確保

④コンボパーツの確保

それぞれのメリットの説明は割愛しますが、基本的にはいいことだらけですね。

まあ「オーブが割られて敗北に近付く」というリスクを考えれば、このぐらいのメリットは欲しいところです。

 

〈なぜ待つのか?〉

一言で言えば「相手がメリットを享受するのを防ぐため」です。

「相手がメリットを享受する」

→「相手が理想的な動きをする」

→「自分が不利になる」

→「自分が敗北する」

自分はこういう思考回路でサイファをしているので、サイファには「相手主人公を撃破することで敗北に近付いていく」という性質もあると感じています。

よく出来たTCGですね!(まとめたつもり)

 

という訳で『「待ち」の定義』でした!