「待ち」の村人(「村人杯」レポート)

〈村人で「待ち」〉

「村人杯」はHN以下限定構築戦です。

場所が県内(浜松)だったという理由で参戦を決めましたが、使うデッキがなかなか思い付きませんでした。

なので村人環境でも「待ち」をしてみました。

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メインはソドマス「ニーヴ」に乗って盤面を取りながら撃破時ドローを狙ってアドバンテージを確保しつつ、後衛に「レナート」「セフェラン」「ユリシーズ」を並べて、タイミングを見てショットをかけます。

CC事故を防ぐために賢者「ニーヴ」も採用しましたが、魔法絆1リバで相手ターン終了時まで戦闘力70になれるのはかなり強いと思います。

「ヘンリー」は相手の選択肢を奪うための採用です。

 

〈予選レポート〉

1回戦 レテ ◯

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ノーマークの主人公でした。

戦闘力70の射程持ちは脅威ですね。

1Cを並べる構築だったので、戦闘力60からスタートする場合が多く、ソドマス「ニーヴ」の戦闘力70がしっかり機能して勝利。

 

2回戦 ナバール ×

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主人公の「ナバール」を見た瞬間、「あれ? HN以下で上級いたっけ?」という疑問が。

その答えが「サムトー」CC!

出撃コスト3以下に対して神速回避不可を持っていますが、こちらは賢者「ニーヴ」にCCしていたので間一髪で助かりました。

しかし、序盤にオーブを全て割られていたので、耐えきれずに敗北。

攻撃の紋章(戦闘力+20)が多いデッキだったので、下級「レナート」を早めに着地させたいところでした。

 

3回戦 ギィ ◯

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またもや神速回避不可の主人公。

ハンデスで早めに手札をゼロにしましたが、お相手がトップで有効札を引き続け、気の抜けない戦いでした。

「ギィ」が支援失敗する場面が多く、それに助けられました。

 

4回戦 ユズ ◯

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まさかの身内戦!

大会前にサイゼで一緒にご飯食べた……(゚ω゚)

ソドマス「ニーヴ」の無料ドローが3回発動し、アドバンテージ差で勝利。

2リバとそこそこ重いですが、ソドマス「ニーヴ」で後ろを触れるのが大きかったです。

3勝1敗で決勝トーナメント進出!

 

決勝1回戦 パリス ◯

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想定していた主人公でした。

剣・槍・斧との戦闘時に戦闘力80はかなりの脅威です。

対策として賢者「ニーヴ」にCCしてテキストで戦闘力70を維持し、戦闘力の優位を取られないように立ち回りました。

お相手のデッキに暗闇の紋章や手札入れ替え「サーリャ」が入っていたので、「セフェラン」や「ルフレ(男)」が刺さって勝利。

対戦が終わった後に気付いたんですが、村人環境って手札ガンガン使うから、暗闇刺さりにくい→暗闇を採用しにくい環境だったんですよね(笑)。

「待ち」の意義を見失った瞬間(真顔)。

 

勝戦 ジークベルト ×

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まさかの身内戦再び!

「決勝で会おう!」が現実になる熱い展開。

対戦の方は、こちらがオーブを割らないのでジークベルトが竜脈を使いたい放題で、毎ターン戦闘力100から殴られて防戦一方。

多少は支援で攻撃を弾く前提で構築しているので、戦闘力100から殴られ続けるのは厳し過ぎました。

ここは準備不足ですね。

反撃も間に合わず敗北。

「待ち」をしっかり意識した構築で、完敗でした。

 

〈村人の可能性〉

初めてのHN以下限定構築での大会でしたが、どんなデッキが来るのか、どんなカードを使われるのか分からないドキドキ感があって、かなり楽しめました。

普通の構築だと入らないカードも、村人環境では大活躍する可能性があるので、カードに対する新しい視点が生まれます。

今のサイファはR以上のカードパワーがかなり高いので、HN以下でそれと渡り合うのはなかなか難しく、「好きなキャラだけど勝てない」「使ってみたいけど使っても勝てない」というジレンマがあります。

それを気にせずにHN以下でのびのび戦える「村人」というフォーマットは、これからのサイファの遊びの幅を広げてくれるのではないかと思いました。

 

という訳で『「待ち」の村人』でした。