「待ち」の卒業
〈「待ち」の一年〉
自分が最初に「待ち」を意識的に使ったのは2018年2月のオスティア(チーム戦)でした。
それから約一年。
環境が変わり続ける中で、どこまで自分の「待ち」が通用するか試し続けた一年でした。
そして『「待ち」を前提とした構築には限界がある』という結論に達しました。
〈待てない環境〉
一年前に比べて今は明らかに「待ち」は警戒されています。
「待ち」対策を意図したカードも新弾が出るごとに追加される一方で、「待ち」をサポートするカードはほとんど増えませんでした(それはそう)。
「全く勝てない」という訳では決してありませんが、一年前に比べれば勝ちにくくなっているのは事実です。
そもそも自分が「待ち」を始めたのは「負けにくい」という性質があったからです。
しかし、今の「待ち」にはその性質がかなり薄れているように思います。
そうなると「相手のオーブが減らない」という「待ち」の戦術がマイナスに働きます。
相手のオーブを削るに削れない状況が続き、押し切られて負けることが多くなっています。
〈「待ち」を見極める〉
これからは「待ち」を前提にした構築は出来ないので、対面の主人公や状況に応じて「待ち」をするかどうかの選択をすることになります。
闇雲に主人公を攻撃して勝てるゲームではないので、時には「待ち」を選択することもあるでしょう。
これから増えるカード次第では「待ち」の復活もあるかもしれませんが、ここ一年のカードデザインを見るとその可能性は低そうですね(むしろそれをプラスに受け止めたい)。
とりあえずは16弾の発売をサイレントヒルの僻地で「待ち」ながら、研究を続けていこうと思います。
という訳で、『「待ち」の卒業』でした。