「待ち」の対策
〈ゲームスピードを早める〉
「待ち」は経過ターン数が多いほど強くなるので、逆に少ないターン数で対戦が終わるように作用するカードが苦手です。
特に「自分で自分のオーブを割れる」カードは、「待ち」の目的である「相手のオーブを割らない」と相反するため、「待ち」対策の選択肢として有効です。
今回は何枚かオーブを自壊できるカードを紹介します。
〈最強のオーブ自壊〉
自分の中で最強のオーブ自壊カードはこの「ピエリ」です。
1ターンでオーブを2枚割れる(手札が2枚増える)ので、手札から出しても差し引きで手札が1枚増えますし、「カム子(炎刃)」で出せば手札がそのまま2枚増えます。
さらに戦闘力アップと射程追加も出来るので、後衛に出して打点を通せるのも強いですね。
後衛なら生き残る可能性もありますし、撃破されても「カム子(炎刃)」ならケア出来ます。
オーブが少ない時は主人公ではなく他の味方を撃破出来るのも応用が利いています。
支援10だからこそのハイスペックカードと言えますね。
〈ここでもエリーゼ〉
捲られて一番嫌なカードはこの「エリーゼ(忍者)」です。
通常は忍術の紋章で出てくるキャラは行動済みなので攻撃に参加出来ませんが、この「エリーゼ」は自分のオーブを割ることで未行動になります。
実質、手札消費なしで盤面に出て攻撃に参加してくるのは脅威ですね。
あくまで忍術の紋章で出撃しないとオーブを割れないので、捲りに左右される部分はありますが、「待ち」を使う身からすれば怖いカードです。
〈期待の新星〉
支援30でありながら、自分のオーブを割る効果を持ち自ターン中60で殴れるカードです。
一見するとかなり「待ち」に有効ですが、実際は手札からこのカードを出撃させて、オーブを1枚割っているので、手札はプラマイゼロで増えていません。
加えて、射程1なので前衛に残ったままターンを返すことが多く、相手主人公に殴り返されてしまう可能性が高いです。
戦闘力60も「待ち」の主流である「チキ」や「マルス」にはやや不利になる場面もありそうです。
出撃させても手札が減らないので、殴りのテンポを重視するデッキに採用されそうです。
〈「待ち」ミラー対策〉
個人的に「待ち」ミラーで入れたいカードです。
自分のオーブを割った上で手札に戻るので、手札が増えます。
相手が「ヘンリー」を採用している場合、オーブが同数だとハンデスされて「ルフレ(男)」を捨ててもオーブを追加出来ないため、オーブを減らすことで「ルフレ(男)」を有効にする狙いがあります。
最大の問題は「このカードを入れる枠がない」ことです。
〈割り過ぎ注意〉
「待ち」にオーブ自壊は有効ですが、オーブを割り過ぎて主人公を殴られて負けることがないように注意しましょう(反省)。
という訳で『「待ち」の対策』でした。